離婚後の固定資産税の滞納について

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離婚後の固定資産税の滞納について

滞納者
私は53歳の女です。
去年の二月に、離婚して、子供二人と同居しています。私は、50歳代で、現在パートに出て、月8万くらいの収入があります。息子は、大学生で、学業とアルバイトを掛け持ちしています。娘は、成人していて、職に就いているので、生活費を5万円入れてくれています。
自宅は一軒家です。
離婚前は主人の名義でした。
離婚後、私の名義にして、私と子供たちで住んでいます。

固定資産税の督促状

離婚後、督促状が届きました。
固定資産税一期分の2万5千円くらいです。
ただ督促状の宛先が主人でした。
固定資産税は前年の所有者に届くためです。
ちなみにですが、督促状が届いたのにはちょっと訳があります。
離婚後、固定資産税の封書が届きましたが、家の名変更をしたにもかかわらず、私の名前でなく、主人あての名前で来ていたので放っておいたからです。

行政指導

行政
市の税務課に相談に来ました。
そこで「家の固定資産税は、前の年に、家を所有していた人が払うべき税金で、妻(わたし)が払う必要はない」と言われました。
しかし主人は無職で貧困状態です。
「主人には支払い能力がないため、どうしたらいいですか?」と役所の方に質問しました。
すると「支払えない場合には、最悪の場合、主人の持ち物を差押えすることもある」と言われました。
まあそれは別に良いか・・・。
とも思いましたが、主人が苦しむのを想像してしまい「代わりに私が払います」と言ったら、法律上それはできませんと言われました。

固定資産税の滞納対策

行政からは「税金は他人が払えない」と言われましたが、結局私が払いました。
というのも、支払書は私が持っていたためコンビニで支払うだけだったからです。
さらに言えば、去年一年間分の固定資産税(10万円)も、主人宛て郵送されてきましたが、これ以上問題を起こしたくなかったので、それも私が支払いました。
持ち金が無かったため、急遽カードローンを利用しました。
三井住友で借りましたが、ネット申し込むと3日ほどですぐに貸してくれました。

担当者によって対応が違う

その後、役所に同様のことを問合せしました。
そこでは「あくまでも主人に支払わせる義務がある。しかしながら、主人(本人)に直接支払い能力ないなら、妻である私が少しづずでも払え」と言われる始末です。
どっちなんだよ?w
って話ですが、基本的には税金は本人が支払うけど、役所的には誰でもいいから納めてくれという感じなのでしょうか。

固定資産税を滞納し続けるとどうなるのか?

滞納を続けた末路
これも役所に聞きました。
「財産を強制的に売却する」そうです。
今回の私のケースでは主人に支払い義務があるため、主人の財産を差し押さえられます。
ちなみにですが差し押さえられる金品は「給料、預金、不動産、保険」などだそうです。
督促状が届いてから10日経つと、差し押さえる可能性があるそうです。
不動産は公売にかけれるので、いわくつきということで市場価値よりかなり価格ダウンとなるため何としても避けたいところですね。
給料なんて差し押さえられたらどうやって生活しろってんだよ!
しかも働いている会社にも滞納しているのがバレるようですし。
固定資産税の滞納は要注意です。
※追記
私はカードローンで何とか支払いました。
10万円借りても付きの利息は1000円くらいなので、サクッと借りてサクッと返せば、特に生活に支障も出ないので万が一の時はおすすめです。
※さらに追記
2017年現在、金融庁による銀行系カードローン取り締まりが強化されました。
これにより私たち低所得者が被る被害としては以下の3点が考えられます。
・貸し渋り
・貸し渋りによる倒産
・連鎖倒産
東京三菱UFJ銀行やみずほ銀行等の都市銀行は、その役目を果てしていません。
イオン銀行に至っては、低所得者に対する非常なまでの貸し渋りも目に余るところになってきました。
これ以上日本の将来を食いつぶす輩を放ってはおけないでしょう。
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